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健康コラム

「不眠症 」

~みのさんの健康のタネより~      マッサージ師 蓑原孝一

どんな症状?

十分に睡眠が取れなくて慢性的に続き日中に眠くなったり、疲れやすく集中力を欠くなどの症状で不眠症は、症状によって大きく4種類に分けられます。

1入眠障害(眠りにつきにくい)2途中覚暒(途中で目覚める)3早朝起床(あまりにも早く目が覚める)4熟眠障害(十分に睡眠時間はとっているが、眠りが浅く、熟眠感が得られない)などの4タイプ。

睡眠のしくみは?

睡眠と覚暒リズムは脳の中「松果体」から「メラトニン」という物質が太陽の光を目に入れる事により「体内時計」が規則正しく働き正しい睡眠時間を身体がとる仕組みになっています。

朝日を浴びるよう心掛け生活リズムを作ることをお勧めします。我々の先人達は朝起きて、「四方拝」をしておりました、体験的に身体によいと考えられていたのでしょう。

不眠症の原因は?

ストレスや疲れ、不規則な生活。食生活の栄養面ではトリプトファン(大豆や牛乳)、ビタミンB群、カルシウム不足や刺激物(カフェイン等)摂取などが考えられます。

不眠症への対応は?

漢方から

タマネギは神経を和らげる作用が有り、黒豆には鎮静効果があります。

栄養面から

下記のものを取るとよいでしょう。

◆トリプトファン→天然の睡眠剤。神経伝達物質「セロトニン」を作るのに役立つ。  (タンパクの一つ必須アミノ酸) 大豆・牛乳・卵・チーズ等

◆ビタミンB群 →日中の脳のエネルギー代謝を促す。アサリ・カツオ・しじみ・レバー

◆カリシウム→鎮静作用が有る。牛乳・ゴマ・しらす干し

◆ビタミンD→カリシウムの吸収をよくする。 サケ・ニシン・カレイ・カジキ

日中お日様の光を浴び体内時計を整え、不眠症予防に日頃から気を付けましょう。


投稿日時:2011/6/5 (日) カテゴリー:健康コラム新着情報
記事のアドレス:http://fukuoka-ms.com/archives/686

「ビタミンについて」

~みのさんの健康のタネより~      マッサージ師 蓑原孝一

ビタミンは私たちの身体に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称です。

主に食料(植物や微生物、肝臓や肉など)から摂取され、ビタミンが不足すると疾病が起こったり成長に障害が出たりします(ビタミン欠乏症)。

ビタミンは私たちの身体に必要な栄養素のうち、炭水化物やタンパク質、脂質、ミネラル以外の栄養素であり、微量ではあるが生理作用を円滑に行うために必須な有機化合物の総称です。

主に食料(植物や微生物、肝臓や肉など)から摂取され、ビタミンが不足すると疾病が起こったり成長に障害が出たりします(ビタミン欠乏症)。

ビタミンと食品

◇ビタミンA ・・・皮膚・粘膜(特に目)・内臓を強化

含まれる食品→レバー/焼のり/しそ/にんじん/緑黄色野菜など

欠乏すると風邪・夜盲症になりやすい

◇ビタミンB群 ・・脂質・炭水化物の代謝、エネルギー転換、タンパク質や遺伝子の結合に働く

含まれる食品→ハム/たらこ/ごま/玄米/アーモンド/ドジョウ/にんにく/とうがらし/マグロ(赤身)/ピシタチオなど

欠乏すると脚気(かっけ)心不全、口角炎、皮膚炎など

◇ビタミンC ・・・ウィルスやがんの増殖防止(インターフェロン生成促進)高い抗酸化作用に働く

含まれる食品→グゥバ/赤ピーマン/芽キャベツ/ブロッコリー/ニガウリ

欠乏すると皮下出血・壊血病発育障害など

◇ビタミンD ・・・カルシュウムの吸収カルシュウムの体内での利用に働く

含まれる食品→キクラゲ/しらす/ニシン/すじこ/サケ

欠乏するとくる病

◇ビタミンE ・・・抗酸化作用、活性酸素除去

含まれる食品→ヒマワリ油/アーモンド/マヨネーズ/たらこ/まぐろ

欠乏すると老化促進やガンなど

様々な栄養素を効率よく吸収する為には、多くの食品を使って、バランスのいい食事を取ることがもっとも理想的でしょう。


投稿日時:2011/3/28 (月) カテゴリー:健康コラム
記事のアドレス:http://fukuoka-ms.com/archives/685

「花粉症」

~みのさんの健康のタネより~      マッサージ師 蓑原孝一

花粉症とは

春はスギ、ヒノキ、秋はカヤ、ブタクサ等の花粉が風にのって飛散してアレルギーの元「抗原」となって起こる様々な炎症を「花粉症」と言います。

クシャミ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、目のかゆみ等の症状が出ます。
それは外からの異物=花粉「抗原」が身体に入り抗体が抗原と結びつきアレルギー反応が起きるのです。細胞から放出される「ヒスタミン」等のせいです。

自立神経のバランスが崩れ、副交感神経優位となり血管が拡張するために上記のような様々な炎症が起きるのです。

花粉症がなぜ多いのか

戦後のスギ、ヒノキ等の植林

最近の天候不順・・特に7月の猛暑で翌年のスギ、ヒノキの雄花の発生が増加。

食事・・高タンパク、高栄養化で「抗体」を作りやすくしている

ストレス・・自立神経のバランスを崩す

対象法

【日常生活から・・・】

・雨が降った翌日、晴天であれば道路に落ちた花粉が飛散するので、外出は控えましょう。
・外出の際にはマスク・サングラスを着用する
・帰宅時には衣類に付着した花粉を払って屋内へ入る
・病院で検査し「減感作療法」を受ける
・薬局で市販されている花粉症予防のグッズなどを用いる

【食品から・・・】

・免疫調整機能正常化作用(抗アレルギー作用)のある食品

ビタミンB6・・レバー、鶏むね肉

ビタミン c・・イチゴ、こまつ菜、ブロッコリー

・症状を緩和する食品

αリノレン酸・・シソ油、海藻

DHA   ・・マグロ、カツオ(青魚アレルギーの方はサプリメントで補いましょう)

カテキン   ・・緑茶

日頃からこのような食品の摂取を意識し花粉症の症状を軽減しましょう!

今年の花粉予想

西日本では1~4.8倍程度の飛散になるものと思れ、スギ花粉の飛散開始は2月上旬から中旬を予測がでています。


投稿日時:2011/2/9 (水) カテゴリー:健康コラム
記事のアドレス:http://fukuoka-ms.com/archives/683

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